あかい午後の備忘録

2次元からその半分先まで好き勝手。

刀ステ@京都劇場 行ってきた備忘録

東京公演はもたもたしてたのもあり全くチケットが取れなかったので、初の京都劇場に行ってまいりました。駅近の劇場はやっぱり便利なので京都も激戦だったと思いますけれど……。ただ京都駅の中にあると聞いていただけで場所がよくわかっていなかったので、見つけた時は「こんな隠れ家的なところに…」とちょっとわくわくしました。グランヴィアに泊まればほぼ直結くらいのところではないでしょうか。奥に進むにつれて空気がひんやりしていたので、羽織りものがあるとよいとよく言われていたのがわかりました。客席は細長く横が28席しかないので結構大きめの演目もやるのにどんな感じなんだろうな〜と思っていましたが、横が短い分見切れないのはありがたいなあと感じました。一階席の後ろでもよく全部が見えるし、通路をはける時に使うので迫力というか、客席も長い舞台の延長線になるみたいでとても楽しい。物販とかは狭めなので円盤予約列と合わさって導線がよくわからないところもありましたが概ね良好でした。ただ円盤予約をする時に会場限定コードを入力しなければいけないという(毎日違う)ところが大変で、だいたいのことを購入ページで入力したらお姉さんのところに行き、通常は伏せてあるカードに書いてあるコードをぽちぽち入れて支払い完了!!というのが新鮮すぎてちょっと緊張しました。入力するの遅いし、結構コード長い……。テニミュの代引き予約だとお金用意しておくのもちょっと面倒になっていたので、支払いが楽になるのは便利だけど、打つのが遅いと慌ててしまう。これも慣れればらくらくになるのかな???慣れることができるのか???


刀ステはすごいというざっくり印象しかなくて、ゲームは登録したけどあんまやってないし将さんが今回出るということではじめましての超にわか野郎でございました。虚伝と義伝のみを見ているだけでもだいぶ話はわかれた気になっているのですが、前作までを全て見て行ったほうがよりこの作品の集大成感がわかるというのはあるんだろうな〜。悲伝というだけあってすごく苦しくて悲しい物語でしたが、まだ明かされていないというかよくわからないぼんやりとした残りがあって、もっと見て確かめてみたいような、それでいてつらくてたくさんは見られない……という感想。将さんは先輩方に比べるとやっぱりちょっと動きがもたもたしてるところがあったように見受けましたが、大包平のしつこくてうるさくてめげないところがとてもよく伝わってきました。乾先輩の時もかっこよかったけど、また新しい将さんの魅力が引き出される役柄で、ああもう次回作でしっかりやっているんだなあとぐずぐずしちゃうかなあと思いきや、刀ステの密度の高い物語にすぐに引き込まれてそんなことを考えている隙はありませんでした笑。傘を広げて舞う姿にようやく(?)立派になったな〜〜!!と誰目線やねん全開で泣いてしまいましたが、刀ステの物語にしっかり馴染んでいる大包平が本当に素敵でした。

たくさんは見られないと言いつつ、あと一回は生で見たいなあとリセールにかけてみます笑。ライブビューイングはなんとか地元でもぎ取れたので、あんまり欲深にはならないようにしたい。この日は京都で一泊し、観光も何もせずに新幹線に飛び乗って翌日昼のシロトラへ。この二日後に大阪で大地震が起きたので個人的に記憶に残る観劇になりました。