あかい午後の備忘録

2次元からその半分先まで好き勝手。

エーステ SPRING2019 東京公演感想つらつら

エーステ春単独2019東京公演を見に行ってきました~。
エーステは何度か見に行ったのに感想を書くのははじめてだったというのが個人的には驚きですが、春箱推しの身としては単独公演はできる限り見たいなあという思いのもと、なんとか東京公演は3公演見ることができたのでつらつらと感想をば。

なかなかに長くなりました。1万字超えたの初めてかも!楽しかった!
だがしかし相変わらずのチケット高倍率っぷりがすごい……先行でとれたのはやっとこ大阪サイドシートで、それでも秋冬全滅だったのに比べるとまだよかったというレベル。
初日は5月に入ってからの予定でしたが、キャンセル待ちが初めて運良く取れて4月中に一回入ることができたのでめっっちゃ嬉しかったです……。ただ入れたのはすごい嬉しかったんですけどあれはとても心臓に悪いというか、当選番号が十番台後半だったので呼ばれるのか?帰らないといけないのか?と開演直前まではらはらはらはらしながら待っているのは本当につらかったです。片道2時間弱かかるのでどこでもいいから入れてくれ!という気分になります(笑)。でも何度もトライしてなんとかだったので狭き門でした。

とはいえ今回は一番好きなぜんまい公演があるのでわくわくとはらはらの混ぜこぜ。
以下東京公演を観劇した限りでの感想。ネタバレしまくりなのでご注意を。

 

・冬組のラストを引き継ぐタイマンACTの結果発表からスタート。物語のつながりがあってすごくよい始まりでした。
・緞帳前で一番に登場は咲也。やっぱり最初はこの人じゃないと!
・秋冬に咲也がいなかったのが寂しかったのですごく安心しました。咲也のこの爛漫さがまた見られるのが嬉しい。
・冒頭の通り季節が一巡りしたので、「監督はこれからも監督でいてくれますよね?」という台詞が新しい一年への一歩につながっていく……みたいなちょっと真剣な雰囲気のなか、監督と二人きりの咲也を見つけた春組メンバーが真澄を筆頭に乱入。
・このわちゃわちゃ感が嬉しい。うわーん春組!
・「シケモクね!」「それを言うならしけこむ、でしょ!」「役者と演出家のロマンスなんてありがちだけど」「咲也、殺す」「そんな!俺はただカントクとこれからのことを――」「これからのこと!?」の流れがよすぎてすごく好き。これはラストにも同じようなやりとりがありましたが、春組のとっちらかり具合が逆にまとまってるというか春組感を端的に表していて、これぞ春組!と笑ってるうちに物語に引き込んでくれる。初めて見てもきっと春組の関係性がわかりやすくなっているなあと思います。掛け合い好きと言いながら台詞はかなりうろ覚えです。覚えたいんだけど覚えられない……ううっ。
・春組以外のメンバーも出てきてオープニング。こう四人くらいで腕をくるくるっとして向き合うダンスがかわいい。
・幸ちゃんかわいい
・途中ですんなり水野も出てくるんですがあくまで綴くんとは目を合わせない
・笹森さんはまんまスチルというか立ち姿が水野茅そのものというかあの細身を再現できる二次元的な細さ……スーツの着こなしから顔の小ささまで原作ぴったりで出てきたときはびっくりしました。
・オープニングのラスト、水野が上手にいる綴を一瞬見て下手へ退場。入れ違いに綴は水野が立ち去ったほうを振り返るがそこには誰もいなく、遅い綴を迎えにシトロンが戻ってきて綴と一緒にはける……というお約束的な展開がめちゃくちゃエモい!最高!ありがとうございます!(←)
・という二幕への伏線を見ながら、一幕は青年アリス。
・原作だとわりと監督は飄々とした掛け合いならこの2人かな~みたいなざっくりした感覚で真澄と至を主演と準主演に選んでいましたが、そんな監督の心の声が聞えないので何か考えを持って真澄ちゃんを主演に選んだように見えました。
・真澄もその後「なんで俺を選んだの?」と言っていた通り、監督の選択に意味が感じられてよかったです。
・主演に名指しされて嬉しいやら監督の想いを募らせる真澄ちゃんが突然もどかしい恋煩いを表現して歌い踊る。途中で同じように思い人に気持ちがなかなか伝わらない迫田ケンが出てきて踊る。初見は何展開かと思うシーン。
・まきちゃんの歌のうまさが引き出すシュールみ。
・また田内さんのダンスがギャグシーンのはずなのに上手でなんだこの無駄遣いは…!みたいな。迫田の思い人は結局左京さんで監督厨の真澄との似通った悩みシーンは傍から見たらまたかい!という感じなんだけど、本人たちは至って真面目なんですよね。
・シュールなんだけど見入ってしまうすごさ、まきちゃんの歌と田内さんのダンス。
・特にケンの魅力がどんどん広げられてるなって田内さんのポテンシャルの高さに脱帽します…。
・謎の迫田中卒宣言三回はいらないと思いますけど……正直この「オレ中卒っすから!」は唯一ないな~って思ったところでした。
・東さんがケンへアドバイスするのを盗み聞きするべく扉から半身出して聞いてる真澄。
・大人の五か条。真澄がよくないほうに走り出しそうな予感はばっちりです。
・初稽古でくだくだになるも五か条を思い出しては怒り出したいのを堪えてよい子に徹する真澄。真澄ちゃんのこういう監督一途なところはよくよく見てるとかわいい。
・第一印象は確かにサイコストーカーなんですけどね!!だんだん馴染んでくる監督儲。
・真澄に叱られると思ってずーーーーんってなってる春組メンバーがかわいい。
・にこやかに許してくれるなんて真澄がおかしい……と震える春組メンバー。
・「ロミジュリの時はできたんだから、今回も練習すればできるようになる」という真澄の言葉に対して「うんわかったありがとう」咲也のカッチカチな言い方が好き。こんな真澄くんは変だと顔いっぱいに書いてる咲也。
・ロミジュリの時めちゃくちゃ言われたもんね
・わりとシトロンちゃんとかは怒られなくてよかったー!みたいな感じでかわいい。
・原作だとわりとちょっとおかしいかな?くらいの真澄ちゃんが舞台だとこれはおかしい!と一目にわかるような演じ方になっていて個人的にはすごくよかった。わかりやすいしキャラが全然違うほうがコミカルで面白いと思います。
・祝☆初開催リーダー会議。天馬がいないのでプチリーダー会議。
・ここのつむが読んでいる本のタイトルが日替わり。おいしい卵焼きの食べ方、誉さんの本・パッションザウルス(?)、ドーナツは穴が開いているからゼロカロリーとか?万里ちゃんにも読ませようとする紬さんと拒否する万ちゃん(時々失敗して押し付けられる)のやりとりがかわいいです。
・リーダー会議でこれからのMANKAIカンパニーが目指すのはどこなのか?という話が出て、春組らしい芝居がしたい!からの春組らしさって何?(自分らしいって何?)と考え始めるきっかけをつくるシーンでしたが、エーステとしてもGOD座を倒して借金を完済した今、何をテーマに物語を進めていくのかというのを明確にしていくのが大事だなと。
・すべてのゲームの公演をただなぞっていくのではなくてつながりを持たせるのがエース手は上手いなあと思います。
閑話休題
・監督や春組メンバーにつつかれた準主演の至さんは真澄とコミュニケーションを取りに。ここで至さんが真澄の話を聞きながら相槌で「なる(ほどそれで?)」と返すんですがそのナチュラルな感じがすごいよき。
・至さんに背伸びしてんなというMAX地雷を踏まれて怒り出す真澄。真澄ちゃんにとって歳の差があって左京さんみたいに監督に頼られる人間になれないというのがコンプレックスなのが手に取るようにわかってかわいい。
・至さんの猫かぶりについても意趣返しとばかりに口にする真澄ちゃんなんだけど、ここで至さんが特に気にした素振りを見せないのがいいなと思います。至さんとしては猫かぶる羽目になった過去があるんたけど、真澄ちゃんとは違って一周回って動じなくなってるみたいな……うまく言えないんだけれど、その余裕がまた真澄を苛立たせる。みたいなこの二人の悪循環。これじゃアンサンブルが組めないよ……(対立状態)(急なコルダ脳)
・そんな中通し稽古を見に来てくれる左京さん。
・左京さんはカンパニーを見守る大人組から完全に秋組団員になったなっていう感じがすごかった。支配人みたいな全体をまとめる出番が減ったというのが一番なのかもしれないですが、あくまで秋組の一員なので他の組にはいい意味で口出しはしないというスタンスがよかったなあと思います。
・とはいえ改善したほうがいい状況にアドバイスをくれる左京さん。こういう行き詰った状況を最初に打開していくのはやっぱり咲也だし、なんだかんだと導いてくれるのは左京さんで、その図はロミジュリが始まる前にもあったなってぐっとくるシーン。
・「頑張ります!」と晴れた表情で言う咲也。その真っすぐさで至さんの元に走っていく姿が咲也らしさいっぱいでよかったなあ。
・咲也の説得によりもう一度真澄と話してみることにした至さん。
ここからスーパー迫田(田内さん?)タイム
・「ねーーーー碓氷くん!!」「好きな子いる?」「それってわたし??」「ん゛ーーーー!そっか!」「クレープ食べにいこっか!!」マシンガントークで全然話を聞かない女子高生(ふわふわ金色くせっけ大きい赤リボンできゃぴってるのに足がすごい筋肉質)に真澄くんもたじたじ。
・そこに乱入してくるめっちゃかわいい茶髪女子高生。イケメンエリート商社マンが校門前にいるとの情報が。
・「すごいお金持ってそうだった!」「まじ?」「会いに行かなーーーい?」「いくーーーー!」「早く行こ!!」「お金が逃げる~~!」「タイムイズマネーーーー!!」
最高過ぎる
・もう一人の女子高生のなりきりっぷりがすごくて全然上田さんだとわからなかった……すごいかわいいから二人ともステフォ出してくれないかなあ?無理かなあ。めちゃくちゃ買うので今回アンサンブルとか兼役のも全部出してほしい。お願いします!
・やばばばば~~!
・至さん商社マンver.が最&高。ゲームから出てきたのかと毎回思います(真顔)。
・真澄ちゃんの制服もかわいいし咲也のセーターは更にかわいい。横田さんはいくつになっても制服が似合ってしまうすごいかわいい……。
・かわいいだけじゃなくて至さんとの話し合いを避けようとする真澄ちゃんの前に立ちはだかるかっこよさも。咲也は今回真ん中で支えられて目立つというよりはメンバーを引っ張っていけるしっかりしたリーダーらしさが見えて頼もしかったです。
・真澄さんにも至さんと一緒にお芝居して楽しいって思ってほしい!という一見押しつけがましく聞こえる言葉をすっと相手に届けてしまうのもまた咲也らしい。真澄の心を動かす力がありました。
・ロミジュリで築いた真澄と咲也の信頼関係も。劇団に入る前なら咲也のことなんて気にせず押しのけていたはずの真澄が咲也の言葉を受け入れる変化も嬉しかったなー。
・ゲームセンターのシーンは本当に演出の勝ちというか発想がすごすぎて拝んだ。
・刀を持つ紬に一部のファンは大歓喜でしたね!!(笑)
・うえうえしたしたびーえーびーえー!
・エイプリルフールネタ風の画面もゲームやってると嬉しかった!
・画面上で不自然に前を見たまま戦うところとか、「ミルクでも飲んでな」挑発が技を繰り出して途切れるところとか作りこみが細かくて……万里ちゃんが負けるとすごすご退場していくのめっちゃかわいいし下の真澄至と上の万里紬両方見たくて目が足りない。
・至さんの大人(ゲーマー)の余裕かっこいい
・猫かぶりプロの至さんに取り繕った自分を好きになられてもつらいだけだと諭される真澄。
・「そんなことしなくても監督は今の真澄のことをちゃんと見てくれてるだろ」「うん」のところ、素直な真澄もかわいかったし、至さん自身も監督は本当の自分を見てくれてるって信頼があってこその台詞だなと思いました。監督はすごい。
・監督は若いのになんでそんなに人間が出来てるんだろうなと時々ゲームしてても舞台見てても思います(唐突)
・「地デジを値切る争いしてるネ」「電気屋か」このやりとり最高
・「話し合ってないの!?」の咲也の素っ頓狂な言い方好き。ちょっとお母さんぽくてかわいい。
・「わかりあえないことをわかりあった」言葉の深み……無知を知る的な……(?)
・そんなこんなでびしばし真澄が復活。
・こんなことをここで言ってもしょうがないんですけど……真澄ちゃんって人に指摘するために人差し指を突き付ける時ちょっと江頭みがあるなって……。
・ごめんなさい
・アリス公演前には十座が物販でパンフを売っていると聞いて万里ちゃんが「自分の面考えろ」と言いながら様子を見に行くところがかわいい。
・気にしてるのかわいい
・緞帳前に上がる左京さんと東さん紬の前に迫田ケン登場。大人の五か条『包容力』を物理的に左京さんに行使(ハグ)するんですが……田内さんガタイよくなってない?わりと左京さんにも劣らないがっしり感。だがしかし左京さんには怒られる(でこべし)
・相変わらずの銀泉会の公演前やりとりは秀逸
・大人の五か条ってなんですか?と無邪気に聞く紬。東さん「それは秘密」
・二人がはけて暗転。ここで下手側通路を通って遅れて席に着く人影が……。
・銀河劇場春組単独公演水野茅専用座席1階I列13番
・まじか……。
・個人的初日はありがたいことにI列20番台前半だったんですが同じ列の辺りで水野さんが消えた?!と思ってたのでまさかなと思ったら座っていたとは……。
・別日はJ列通路横で通路挟んで斜め前に水野さんが座っててもう……劇場全体が舞台でした。
・舞台を見ていると水野さんも視界に入るんですがやっぱり綴くんをよく見てるなあと思うとふふってなりました(←)
・アリスは至さんの本領発揮というか稽古では見せてなかったユーモラスな言い回しとか立ち回りがロミジュリの時よりも進化していて、顔が良くて歌が上手いだけでもめちゃくちゃ奇跡なのにそれ以上芝居も上手いなんて信じられない……とよくわからない思考になりました。
・アリス「動物はその多くが……もふもふですから」かわいい
・綴くんの白うさぎになんとなく古風な「ちこくちこく~☆」トースト片手に走る女子感を感じる
・あとチェシャ猫めっっっっっっっっかわ
・しっぽで遊ぶところとか階段をずりずりするところとか白ウサギに引っ張られて怒ってツメ攻撃するところとかめっっっっっっっかわ
・あまりのかわいさに思考力が落ちた私「写真集出してくれ」
・白うさぎもかわいいがそれを見てる水野さんの真っすぐさよ
・わりと小学生の頃の友達が大学生になって初めて見た舞台上での役が白うさぎだったら驚くかなって感じなんですけど水野さんはすごい真剣に見てるんですよね……(邪心満我心反省)。
・真澄の台詞の言い方について、俺が期待してた以上だよ、みたいなことをいう時の綴くん、白うさぎと綴の中間地点みたいなお兄ちゃんぽさとちょっとおどけた感じのテンションが絶妙なんだけど、あそこの心の声だけいっつももうちょっとちゃんと台詞を噛みしめたいと思うのにその後の曲に記憶を持っていかれて口惜しい……優秀な脳内記憶媒体がほしい……。
・ワンダーランドアゴーゴーが好きで楽しみにしてたんですが期待以上でした…ステップがかわいいし牧島立石のトップ歌唱力の前ではひれ伏すしかない……CD買うから早く売ってくれください。
・そして幕が下りる
・水野さんがすっと立つとスタイルのよさが際立ちますね……(何の話)
・幕の前に立って話し出し、どうしても君に伝えたいことがあるんです、という水野の台詞で一幕終了、休憩。
・水野さんはそのまま下手通路を通って後方にはけていくんですが、休憩コールが同じくらいなのでお客さんと一緒にならないかいつもはらはらしているんですけど普通に外に出られているのだろうか気になる……。

 

・二幕。そんな水野さんは舞台上に戻り出資の話へ。
・支配人がゆるゆるなので左京さんの厳しいところが対照的で相変わらず。秋組の一員になった左京さんも好きなんですけど、支配人とのやりとりも好きなので財政担当の左京さんの出番も楽しいです(結局両方好き)。
・綴くんと顔を合わせるわけにはいかない水野さん、めっちゃ慌てていて一回鞄を盛大に落としたのがかわいかったです。
・当の綴くんはプロットから迷っているのがすごくよくわかる。
・相手がこれでいいって言ってるのに「前とかぶってるような気がして……」とか問題点を自分から挙げていくところとか、全然悩み度合いは違うけどわかりみが深かった……。
・綴くんにツッコんでもらえなくて驚愕するシトロンちゃん。
・脚本書きあがってばたんきゅーとかいつものローテーションをやらないというところに綴くんの不調が見えてるのがわかりやすい春組らしい。
・ロミジュリの時から脚本は完璧だった綴くんはある意味チートすぎる存在だったので、いざスランプになられるとつらい。きゃくほん!きゃくほん!アイデーアわんさかさ!とか歌った後のあの何も出てこない虚無感がつらい!見ていてつらい!!(誰目線)
・A3!の物語的に現実世界ならまず一番につまづくであろう脚本が今までパーフェクトだっただけに……ただそれは脚本に躓くエピソードが描けるだけの余裕が出てきたということなんだけれど……つらい……(誰目線その2)
・二幕は主に綴を支えるシトロンwith咲也みたいな構成(に私は見えてたん)ですけど、同室の真澄が綴の集中の邪魔していないかなとかちょっとばつの悪そうな表情をしたり、確実に真澄の中でも綴くんを大事に思う気持ちが大きくなってきてるなっている細かい描写が好き。
・原作だと自己満足で書いている物語に他のメンバーを付き合わせているんじゃないかと気にする綴に、至さんが脚本を書くきっかけが自己満足やコンプレックスで何が悪いの?(ざっくり)みたいなことを言ってくれるシーンがあったんですけど、今回はそこが丸まるカットなんですよね。あのシーンはぜんまいの中で個人的には好きなシーンというか大事なシーンなのかなと思っていたので入れてほしい気持ちもあったり。
・でもあくまで綴くんの今回の舞台での悩みはラストが上手く書けないことであって、自己満足で書いていてよいかということではないので、消しても物語的に変になるわけではないけれど、書けないもやもやのなかにあるひとつの悩みではあったので、そこを至さんの言葉でひとつ腑に落とすシーンがあってもよいのではないかとは思います。
・わりと今回はアリスを真澄至、ぜんまいを綴シトロンで進めてどちらにも咲也が関わってくる、みたいな割り振りになっててそれはわかりやすくて良かったんですけど、綴くんの大事なエピソードだから至さんにも多少関わってくるシーンが欲しいなあと感じました。
・シトロンも友人が遠くにいる寂しさがわかるという点では、シトロンが一番近くで綴を見守ってくれている図はよかったし、古谷さんがアドリブをびしばし飛ばすのもシトルンらしくてよかったです。
・そしてみんな大好きMANMANグランプリ開催!(拍手)
・セッキョウ最高
・左京さんの弾丸トークに割り込めなくて悔しそうな万ちゃんかわいい
・ああうどんか? 麺類から離れろーや
・ああ゛!?
・はい、セッキョー
・2階席3階席にも手を振ってくれる優しさ
・シトルンはあれアドリブなのかガチなのかわからないけど古谷さんがやってると前川さんが全部さばいているように見えるしそうだったらすごい
・毎回若干日替わり挟んでくるけど後ろの観客メンバーが素で笑ってるのがかわいい
・膝の裏はやめてください!
・そのあとの日替わりコンビは見た限りだと椋十座、真澄咲也が2連続でした。2回目は「碓氷くんと……」という支配人の台詞を引き継いで監督とコンビを組んで叩かれたい真澄が「監督、おいで」と客席に向かって手招きをしたので一部がきゃーって感じだったんですけどめっっちゃ楽しいなあれ……よかった客席から駆け出して舞台にあがろうとするオタクとかいなくて(いないよ)
・結局「佐久間くんです!」って言われてがっくりする真澄……。咲也との漫才も見たすぎる。
・漫才で少し気分転換はしたものの、相変わらず悩む綴と出資を断られる水野。ショック、っていう感じが前面に出ている表情を見ているとちょっと辛いです(監督目線)。
・咲也が人の顔と名前を覚えるのが得意です!っていうのは最初聞いた時「そんなに生きる特技か……?」と思っていましたが、左京さんの面影を見抜いたり、水野さんのことを覚えていたりという点で「普通そんなこと気付かなくない?」という違和感を全く無くしているなあとふと思ったり。
・水野さんはカンパニーのメンバーではないけどわりと出番があるというか、重要な役どころではあると思ってましたが歌があるとは思ってなかったので綴くんと一緒に歌ったのは驚きでもありすごく嬉しかったです。
・じゃあねまた明日 聞かせてよ なんて笑いながら歌っていたのに……
・引き裂かれる友情は博士と教授だけで十分……うっうっ(テニス脳)
・思い出を振り返る小学生の綴と水野かわいい
・あのセピアっぽい背景最高……
・綴のモチーフフラワーであるたんぽぽ、こんなにぴったりな花はないなあと思わせるエピソードでした。たんぽぽは最初からあの場所にはえてるのかなあとちょっと気になります。
・水野さんは立場の違う人間と付き合わないようになどと言うお母さまの元で育ってよく曲がらなかったなと蛇足ながら思いました。綴くんの真っすぐさも水野さんが成長する上での指針になってたんだろうなあと思いつつ。
・ただ水野さんはすごくいい子だし、綴くんへの気持ちは純粋であるんだけど、やっぱりぱっと「彼を支えるには」って考えた時に小学生の頃と同じようにお金を出すことを考えるんですよね。
・このおぼっちゃんが!
・そこで出資を断って、綴くんを言葉で支えて欲しい、気持ちのこもったプレゼントをしてくれませんかという監督と咲也の言葉は、小学生の時の綴の台詞ともリンクしているんだけど、個人的にはめちゃくちゃ支配人サイドの考えの持ち主だから出資は断らなくても……みたいな気持ちもちょっとありました(☆)
・原作だと水野さんに手紙を書いたらどうかと勧めるのも、綴に手紙と花束を渡しに行くのも全部監督なんですよね。支配人がやるとちょっと変な部分でもあるので、咲也が今回はその役目だったわけですが、うまくリーダーらしさの表現にも繋がっていてよかったなあと思います。
・基本的に監督はいつもかっこいいので、監督のかわりをやるとみんなかっこよくなるパターン。
・支配人が今回監督の役目があまりなかったので、支配人はわりとダメダメ感が際立ってきましたね(失礼)。
・綴が手紙を読んで表情を変えるシーン、「差出人には会ったんですか?!」のところは原作よりも心が急いている感じがわかってすごくよかったです。対照的に「はい」とだけ返す咲也の静けさがまたよき。
・勢いよく階段を駆け上がる綴の晴れやかさが眩しい。
・監督咲也の計らいでスランプを抜けたけど、シトロンちゃんは本当に「信じて待つ」を実行していて、手出しをしたくなってしまうところを待てるのは本当にすごいなあと思います。
・シトロンちゃんはわりと大人の五か条を冷静沈着以外は身に着けているな……。
・そしてぜんまい劇。
・今回は稽古中に内容を見せるようなシーンが全くないので、幕が開けてはじめてその雰囲気に圧倒される感じ。スチームパンクの世界観と幸ちゃんの衣装がすごい。
・あとシトロンちゃんの圧倒的進歩。少し前に浪人イエローって叫んでたんだよ??
・至さんは安定にかっこいいし歌って話を進めるしかっこいいし(2回目)春組が完成されすぎている……。
・Sの動きのアンドロイド感がすごい
・ルークの気持ちもこもっていて、台詞のひとつひとつにも綴くんの想いが見えるので、感情移入できるという点ではこの物語の主人公は綴くん以外にあり得なかったなあと思います。
・客も泣くが水野も泣く
・斜め前が水野さんだったので感極まってルークが叫ぶシーンとかで水野さんも泣いてるのが見える
・客席が舞台の一部になっていて、それをこんな至近距離で見ることが出来たのは幸せでした。
・アルフかっこいいしいい役過ぎる
・アルフのソロパート「ホムンクルスは~」のところまきちゃんの声が一番きれいに伸びる音域でかっこよかった。
・前髪上げる役柄の横田さんはあんまりない見たことないんですが、コルトの髪型も似合う。ワイルドな感じになってかっこいい。咲也の進歩もめざましすぎる。すごい。
・シトロンちゃんの殺陣かっこいいし、絡めて今回ちらほらと友人の話が出てきましたね……。今回の綴しかりみんなの日常のなかに当たり前に過去への想いがあって、シトロンちゃんについてもいずれ舞台の上でそれが明かされるのだろうと思うと楽しみと切なさとわきわきで動悸息切れがすごいです(落ち着いて)。
・最後のシーンで「ルーク……」と切ない感じで名前を呼ぶS。つらみ……
・冬組の時も思ったけど最後いなくなった人が現れて全員で歌う流れがずるすぎる。見上げるルークとほほ笑むS。
・二人で歌いながらルークがネックレスにしたぜんまい巻きを光に翳す。
・つらみと切なみがすごい…語彙力がほしい
・最後静かに礼するところもいい
・水野さんもわりと号泣の中、すぐに席を立って綴くんへの言葉を読み上げるのが大変だと思うんですが、背を向けた水野さんを追いかける綴、というシーンで水野さんの泣き顔が追い打ちのようにじわじわ客を泣かすしせつない……。
・離れていても心は一緒、というシトロンちゃんの言葉通り、綴も水野さんもそれぞれのことを想っているし心は近くにある、という感じが伝わってきてよいラストでした。
・なんていい話なんだ!
・公演終わり。打ち上げへ。
・やっぱり最後は咲也と監督。「春組らしさはよくわからなかったけれど、自分が自分らしくいられる場所がMANKAIカンパニーだと気付いた」と言われると咲也のふわふわ具合に「そっかー!」と思ってしまう。
・同時に春組らしさわかんなかったんかい!というツッコミたい気持ちもある。難しい。
・あと左京さんのもぐもぐしながら出てくるところが上手くて毎回上手いなあと思っています。今回多かった東さんとのやりとりもコミカルでよきですね。
一五一会は本当よい曲過ぎて……早くCD売ってくれください(2回目)
・1階からと2階から見ている時では思っていたより見え方も違うし、わりと2階に向けて上を仰ぐような振りがあったりするので2階で見ている時も楽しかったです。
・「花がひらくように」のところの振りがかわいい。親指と人差し指をちょんちょん合わせるところかわいい。
・1階にいたときは真澄ちゃんが振り返って花びらをまいてくれて、2階ボックスに入った時にはシトロンちゃんが花びらをまいてくれてすごく嬉しかったしひらひら舞ってて綺麗だったし、わあ~ってなったあと膝の上に花びらが落ちてたりすると幸せな気持ちになれる……
・春組は夢を振りまいてくれる存在なんだなって……(急なポエム脳)
・他メンバー客降り中の舞台上では水野さんと残った左京さんか万里ちゃんがかけあい。「水野さん元気ですかー!」とか「自己紹介してください」とか「あっちむいてホイしましょう、かっこよく負けたほうの勝ちです」みたいな超謎展開まで用意されていて楽しかったです。
・かっこよく負ける万里ちゃん
・水野さんはわたわたしてる風なんだけど全然わたわたしてないしなんなら自己紹介で「綴くんのファン1号は僕なんで……あっ独り占めしたいとかじゃないんですけどそこのところはよろしくお願いします(*’ω’*)」みたいなお話をされていたので個人的には超楽しかったです。
・自分なりのけじめを大事にしたり水野さんは意思の固いタイプだとは思ってましたが、こういう原作では見られない(何しろ出番はそんなにないので)魅力みたいなのを舞台で見せてくれるのはよきだなあと思います。
テニミュばりに横になったりして幕が下りるまでしっかり手を振ってくれるシトロンちゃん。
・カーテンコールで春組再登場。真澄が綴に「お前には水野がいるだろ」みたいなことをここで言ったみたいなレポをお見かけしたのでぜひそれが見たいです(カッ)。
・2階で見た時は幕が閉じていたのに(たぶんシトロンちゃんが)暴れたせいで一瞬細く開いてしまい、そこから咲也が「もー!」みたいな仕草をしているのが見えて、完全に閉じても続いている春組のわちゃわちゃにふふっとなりました。

 

……水野さんってなんで茅って言うんでしょうね(唐突)。あまり有名ではないけれど茅で作った筆から綴とつながっているのかな、とかいろいろ考えていますが由来が気になります。

 

さておき。
初の単独組公演だったのでどんな感じになるんだろう!と始まる前からわくわくだったんですが、期待をはるかに上回るエーステ、そして春組メンバーに今から千秋楽が来てしまうのがもったいない!もっと見たい!という気持ちでいっぱいです。


千秋楽まで誰も怪我せず春旋風を巻き起こせますように!
あと当日引換かキャンセル待ちが取れますようにーーー!(祈願)