あかい午後の備忘録

2次元からその半分先まで好き勝手。

サー全氷千秋楽 3バルサイドシートより愛を込めて

氷帝戦 凱旋は千秋楽のみ見に行けたのでざっくり感想を置いておきます。

3バルサイドシートめっちゃ高くて怖かった……。


まずは氷帝と比嘉、ラスト本公演お疲れさまでした!!

氷帝は関東のピリピリした印象を役柄にだけ落とし込んで、キャストさんとしては間にいろんな仕事を経て穏やかに成長したなあというイメージ。願わくばあの「今の青学には負ける気がしない」と言い放った時の三浦さんをぎゃふんと言わせたかったなあ笑。

9代目にそう言った三浦さんは跡部としては相変わらず素晴らしかったけれど、あの時のような張り合う空気はもうなくて、それは全く悪いことではないんですが、大人になったの一言で片付けるには正直寂しかったです。

あーあの氷帝に勝ちたかった。なんで卒業しちゃったんだろう。という気持ちでいっぱいでした。


比嘉はこの公演において本当に癒しで、比嘉戦でまきちゃんを追いかけ回していた武藤くんが今は比嘉のメンバーに歌の音程確認してもらってるのかなあなどと思いを馳せつつ、とてもよいチームになったなあと誰目線ながら思いました。


最初はプルプルしてるように見えてた木手部長もしっかりして、新垣くんにバトンを渡す姿はまさに部長でした。たぶん新垣くんめっちゃ強いと思うし安心感すごいけど笑。

ぬいがきはOVAでなんとなくビジュアルくらいしか確認できないキャラクターからよくあんなに前からいたみたいな感じでキャラを作れたな、と改めて3rdの新キャラキャストさんたちの努力の賜物に驚かされました。これからのぬいがきの魅力はミュージカルで作り出される部分も多いんだろうなと思います。

雷太さんは言わずもがなすごい人でした。比嘉ボイパ文化のパイオニア

まこっちゃんも好き。うちなーぐち全然わからんかったけどかわいい田仁志様でした。

岩城さん毎度肩冷やさないでねと思う、すごく魅力的な凛ちゃん。

吉澤さんの声を初めて聞いた時、動いた時の「甲斐くんがいる!」という驚きは忘れません。


比嘉の日替わりも毎回面白くて、氷帝戦は見に行く回数も少なかったので日替わり収録楽しみにしてます。武藤くんは日替わりの申し子だと思う。


比嘉、もちろん氷帝もありがとうございました。

チムパは全落したけどまたどこかで会いたいな〜。涙目〜。

でも卒業公演を比嘉と一緒にできて嬉しかったな。


S3は井阪さんめっちゃ良くなってた!すっごい失礼なのは承知の上で忍足になった!!と思った。キーを変えたとのことでしたが歌声が響いていて忍足の艶やかだけど静かな魅力がすごくてびっくりしました。かっこよかった。

桃ちゃんは喉をやってしまったのか元々の声質が歌に向いてないのかやっぱり微妙でした。うーーん。しかもコーレスで試合ネタにされとるがな。


D2。さつきちゃんの動きの気合がすごくてフェンスにぶつからないか心配になるくらいでした。日吉の演舞テニスも良かった。びょんびょん飛んでた。

青学側の悪党度が上がってましたね笑。竹ノ内さんのあまり感情を出さない乾が好きになりました。


S2は青木さんは相変わらず歌も上手いしスタイルもいいですね。雨の照明がきれいで好きです。ヘビーレインは東京公演の時よりかはよくなったように思いますが、四天S3のことを思うと皆木くんがんばってね!!という気持ち。


D1はほんっと〜〜よかった!!氷帝サイドの熱気もすごかった!!個人的には小早川さんがめっちゃ気合入りすぎて巻き舌になってるような気がしたんですが同行者はそんなことなかったと言うんですよね……「うるっrrrrrせえよ跡部!!」みたいになってなかった???なってなかったか……

「死んでも止めます!!」という鳳のせりふが鬼気迫っていて凄みがあった。

対してゴールデンペアの勝ちに執着するというよりダブルスプレイヤーであることを重んじる相手を見つめている感覚が優しくて強くて、この試合には負けたけど勝負に勝ったのは青学、みたいなところが宍戸さんの不完全燃焼に繋がってるのかなと、ゴールデンペアの素晴らしいコンビネーションに息を飲みました。


S1は仁愛VS跡部でしたわ!!!笑。

リョーマどころではない殺気というか気合というには強すぎるメラメラした気持ちが仁愛さんから漲っていて、テニミュの柱がめちゃくちゃ頼り甲斐がありました……だがちょっと怖いぞ仁愛先輩。もう誰も指図できない……。

三浦さんは動きが流麗で美しかったです。ある意味で確立した三浦跡部のスタンスを最後まで表現していたなと。合わせて余裕も出てきて、関東氷帝と比べると大人になった跡部だなあと思いました。


トリオは田仁志を「ゴリラゴリラ」と囃し立てるシーンがなくなってすごくよかったです。堀尾がたまにそういうことを言っても残りの二人は止めるというのが真だと思うので、節度あるトリオを守ってほしかったから笑。よかった。


ふわふわでは忍足と岳人がきてくれて嬉しかった〜!!日吉と岳人もよきだし好きだけど、忍足岳人のダブルスがやはり好きな身としてはめちゃくちゃに嬉しかったです。


あとは挨拶!

三浦さんはもう本当に大人になっちゃって、泣かせもすれば笑わせもする、緩急つけた挨拶ができていてお見それいたしました……という感じ。2年かそこら前に「今の青学には負ける気がしない」と宣った人とは思えない。

お察しですけどそれ言われたことめっちゃ恨んでるんですけど、本人も言っていた通りあの時よりは成長した、ということなんでしょうね。

ただ感情的な部分もコンテンツとしているテニミュとしては、割と手塚とは張り合っていてほしいなと思います。財木青木さんと仲良し!という雰囲気を出しておいて宇野さんにはそういうこと言うのはなんなの!?という気持ちはたぶん墓まで持っていきます(お門違いでもほっといてくれください)。


武藤くん何言ってたか覚えてなくて申し訳無さすぎるんですが最後にはいでぇ!!できたのは嬉しかった!!ありがとうございました。


青木さんは「たくさん」ワードを連発してましたな。緊張していたのもあるかとは思いますが部長の役をやっている人にはもう少しまとまった挨拶をしてほしいと思ってしまう。しっかりしてね!!新手塚部長!!!(誰)


仁愛さんは殺気をしまって軽やかに挨拶をしていましたが、「新しい気持ちでリョーマを演じることができた」と、みんなありがとう!とキャスト陣を振り返って頭を下げる姿が印象的でした。

ただ考えすぎかもしれないけど、そういう仁愛さんの姿に対しての青学の反応の返し方が他校っぽいというか、「あっ、どうも」みたいに見えたのが気になった。合宿もして稽古だって一緒にやってるだろうけど、まだ仁愛さんのことを後輩の気分で見ているのでは。いやはやわからんけどね〜〜。


リョーマがある意味で強すぎるなあと思うのは、周りが付いてくるだけという印象が拭えないからではないかなあと素人目ながら感じてしまいました。


正直千秋楽はSeason歌うかなあと思っていたので、なかったのは残念でしたがジローちゃんの言葉に歌詞が混ざってましたね。エモいなあ。

氷帝も比嘉も、素晴らしい他校でした。本当にありがとう。

そして四天宝寺!!めっちゃ楽しみ!!